【完全無料】解体費用いくら?

平屋の解体費用はいくら?2階建てとの違いから依頼のポイントまで解説

平屋に限らず、解体を業者に依頼する際は費用相場についてチェックしておきたい方は多いのではないでしょうか。大体の費用相場を知っておくことで、依頼を検討している業者の見積もりが安いか高いかがわかります。ここでは、平屋の解体費用の内訳と相場、2階建てとの違い、費用を安く抑える方法などについて詳しくご紹介します。

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平屋と2階建ての解体工事の比較

平屋と2階建ての解体工事には、いくつかの違いがあります。どのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。

坪単価が高い

2階建てと平屋では、2階建ての方が解体費用が高いと思う方が多いのではないでしょうか。実は、2階建てよりも平屋の方が解体費用が高いのです。2階建ては1階と2階に床面積が分散され、基礎面積と屋根の面積も分散されます。

基礎部分と屋根の面積が大きい平屋は、撤去するコンクリートや瓦が多いので、それだけ作用コストや廃材処分費が高くなります。また、古くからの平屋は2階建住宅と比べて天井が高い傾向があり、それだけ解体する壁の面積が増えることで料金が高くなる場合があります。そして、解体工事費用の大部分を占めるのは作業と廃棄物処理の費用のため、2階建てよりも平屋の方が総費用が高くなる場合が多いのです。

老朽化が進んでいる場合が多い

平屋は老朽化が進んでいる傾向があります。現代では、多くの家が2階建て以上で、平屋はほとんどみられません。一方、数十年~100年以上前は平屋の住宅が多かったので、現代において平屋と言えば、老朽化が進んでいるケースが多いのです。

老朽化が進んでいるために倒壊のリスクが高いと判断された場合は、主に手作業で解体します。重機を使用する場合と比べて手間がかかり、工期も長くなるため、それだけ費用が高くなります。

費用が安くなる場合がある

平屋は2階建てよりも費用が高くなる傾向があるとお伝えしましたが、費用が安くなる場合もあります。高さが低い平屋は、小型重機で解体できるため、大型重機が必要な2階建てよりも費用を抑えられます。ただし、前述したように老朽化が進んでいる場合は重機を使用できないため、2階建てよりも費用が高くなるでしょう。

このように、解体工事にかかる費用は、さまざまな要因によって決まるため、実際に見積もりを取るまではわかりません。

平屋の解体費用の内訳と相場

平屋の解体費用は、解体業者によって異なります。解体工事の費用は、木造が3~5万円/坪、鉄構造で3.5万~6万円/坪、鉄骨鉄筋コンクリートで6~8万円/坪程度です。ただし、解体業者によって料金が異なるため、あくまでも参考程度に留めてください。

それでは、平屋の解体費用の内訳と相場について、詳しく見ていきましょう。

建物の解体にかかる費用

建物を解体する費用は、解体する建物の延床面積で決まります。単価は解体業者によって異なりますが、多くは平方メートルか坪です。また、基本的に重機を使用したケースを想定して費用を算出するため、手作業が必要になった場合は別途料金がかかります。

見積もりを受け取った際は、重機と手作業のどちらを想定しているか確認しましょう。

廃棄物処分にかかる費用

廃棄物の処分には、手間や労力がかかります。また、中間処理施設に持ち込むことになるので、施設へ支払う料金も請求されます。解体費用の4割程度を占めることが多く、建物を解体するのにかかる費用と同じく、総費用を大きく左右する項目です。

なお、中間処理施設で廃棄物が分別された後は、脱水や焼却を経て埋め立て処分されます。また、廃棄物の種類によっては廃酸や廃アルカリといった科学的な処理が必要です。アスベストを含むスレート瓦やサイディングなどが廃棄物に含まれている場合は、より多くのコストがかかります。

付随工事にかかる費用

付随工事とは、建物の解体以外に必要な工事のことです。建物を解体する際は、庭や駐車場、地下室などの処分も必要です。建て替えの場合は一部の外構や設備を残す可能性もありますが、多くの場合は付随工事が必要になるでしょう。

平屋と2階建てで付随工事にかかる費用は変わりません。ただし、同じ坪数でも平屋の方が地面に面している部分が広いので、それだけブロック塀のような家を囲う形で設置されるものが大きくなります。そのため、2階建ての建物よりも付随工事の費用がかかるケースがあることに注意が必要です。

養生と足場の設置にかかる費用

解体工事には、足場の設置や養生にも費用がかかります。解体の際は、木材の破片やガレキなどの落下音、廃材同士が当たる音などの騒音が発生します。そのため、住宅を養生シートで囲う他、足場を設置する必要があります。

養生と足場の設置にかかる費用は、面積および足場の外周が大きく影響しますが、養生に使用するシートの素材によっても費用が変動するので、業者に確認を取りましょう。料金が高いもの順に並べると、防炎シート、防音シート、メッシュ養生です。

建物の中に留置された物の撤去にかかる費用

建物の中に家具や家電、家庭ごみなどを留置している場合は、解体前に撤去が必要です。まとめて処分するのではなく、全て分別した上で、ぞれぞれ適切な方法で処分しなければなりません。解体工事業者が回収してくれるだろうと思い、不用品やごみを留置している方もいますが、実は解体工事に必要な許可と不用品回収に必要な許可は全く異なります。

そのため、解体工事業者が不用品回収に必要な許可を取得していない場合は、回収してもらえません。中には、許可を得ずに回収する悪質な業者もいるので、不用品回収の許可を取得しているかどうか確認しましょう。また、解体工事業者ではなく不用品回収業者に依頼した方が費用を抑えられる場合があります。

解体工事業者と不用品回収業者の両方から見積もりを取り、費用が安い方に依頼すると良いでしょう。

リサイクル家電の処分にかかる費用

留置された不用品の処分には、別途リサイクル料がかかる場合があります。リサイクル料がかかるのは、家電リサイクル法で定められたエアコンとテレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。該当する家電が多い場合、不用品処分に予想以上に費用がかかる恐れがあります。

なお、電気店であれば無料か安価で回収してくれる可能性があるので、近くの電気店へ確認してみてください。

重機回送費用

解体工事に重機を使用する場合は、重機回送費用がかかります。重機回送費用とは、重機を解体工事現場まで運び、解体工事の終了後に撤去するのにかかる費用のことです。重機の保管場所から解体工事現場までの距離が遠い、一時保管場所がないため工事期間中に何度も保管場所と現場を往復する必要がある、といった場合は追加費用が発生します。

平屋の規模が大きく、複数の重機が必要になった場合はそれだけ重機回送費用も高くなります。

解体工事を行うために必要な書類の作成費用

解体工事を行うには、役所へ届出が必要です。建設リサイクル法に係る申請、道路使用許可の申請、建築物除去届のほか、必要に応じてアスベスト除去の届出をします。これらの書類作成は業者が行うため、書類作成の手数料が発生します。

手数料の額は業者によって異なるため、チェックしておきましょう。届出は必ず行わなければならないため、金額をあまり気にしない方が少なくありません。また、見積もり書の中でも見落としやすいでしょう。不当に多額の手数料を請求することは好ましくないので、必ずチェックしましょう。

諸費用

建物の解体に関わる作業によって発生した人件費、物品購入費などが該当します。諸費用の項目が異常に高い場合は、さらに詳しい内訳を請求しましょう。

平屋の解体費用を安く抑えるポイント

平屋の解体費用は2階建てと比べて高くなりやすいため、できるだけ安く抑えたいところでしょう。平屋の解体費用を安く抑えるためのポイントを詳しくご紹介します。

安い解体業者を選ぶ

料金が安い解体業者を選ぶことで、費用を抑えられます。一見、簡単なことのように思えるかもしれませんが、安い解体業者を探す際は作業の質も確認しなければなりません。近隣住民の迷惑になるような行為、騒音対策や養生が不足している、廃棄物を適切に処分しない、不当な追加料金を請求するなど、さまざまな点に注意が必要です。

他の工事業者よりも費用が非常に安い場合、何らかの理由があります。その理由が問題ないものかどうか見極めが必要です。例えば、廃棄物の処分費用が安い理由がグループ会社と連携しているためであれば、問題ないでしょう。

安い理由を尋ねた際に返答に悩んだり、何かを隠していたりする素振りをした場合は、信頼できないかもしれません。

自分で不用品を処分する

家の中に放置されている不用品を自分で処分することで、費用を抑えられる可能性があります。よほど大きな平屋でない限り、自分でも処分できる程度の量の不用品しか留置されていないでしょう。

軽トラックやバンなどに積み込み、電気店や自治体のゴミ処理場、リサイクルショップなどに持ち込むことで、不用品処分の費用を抑えられます。

補助金を活用する

自治体によっては、耐震改修を目的とした一部の解体などを行う場合に補助金を支給しています。また、耐震診断士の無償での派遣を行っている場合もあるので、耐震改修に伴う解体を行う際は、解体する建物がある地域の役所に問い合わせてみてください。

平屋の解体の費用トラブルを防ぐ方法

平屋の解体に関して、費用トラブルが起きるケースがあります。法外な追加料金の請求、見積書からかけ離れた金額の請求など、さまざまなパターンが考えられます。このようなトラブルを防ぐために、次のポイントを押さえておきましょう。

信頼できる業者を選ぶ

不正な料金請求をする悪質な業者を避けるには、信頼できる業者を選ぶ必要があります。解体業者が信頼できるかどうかは、立ち合いの際に質問に答えてくれるか、対応が的確かなどから判断するしかありません。対応に違和感がある業者に依頼すると、結局はトラブルに巻き込まれることになりかねないのです。

そのため、解体業者に対して少しでも違和感を覚えた際は、他の業者を選んだ方がよいでしょう。

契約書を必ず発行してもらう

普段から契約書を締結する行為に慣れていない人は、契約書を交わさないことに問題があることを認識できません。解体工事は大きな工事のため、必ず契約書を交わすことが大切です。親の代からの付き合いで、子供も引き続きお世話になる場合、契約書を交わそうとしないケースが多々あります。

どれだけ親しい間柄でも、お金のことでトラブルになるケースがあるので、契約書は必ず交わしましょう。

詳細な見積もりを取る

見積もりに「解体工事一式」などと大きな項目しか設けられていないケースがあります。内訳を教えると料金が高いことがバレてしまうため、わかりにくい表記にしている場合もあるので、必ず詳細な項目がある見積もり書を求めましょう。

料金トラブルが起きないことはもちろん、作業の質も高く、安心して任せられる業者を見つけることが重要です。解体業者の選び方については、こちらの記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

平屋は2階建てと比べて解体費用が高くなるため、より一層費用について事前に調べておく必要があります。少しでも安く解体したいときは、不用品の撤去を自分で行う他、独自の仕組みで安く解体できる業者を選びましょう。また、一括見積りサービスで相見積もりを取り、安くて信頼できる業者を見つけることが大切です。

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